はじめまして。ニュージーランド(以下NZ)在住歴11年、オークランドで保育士をしているmimiです。
このブログではNZの生活情報を中心に発信していきます。
記念すべき第1号はこれからNZに来るワーホリさん、学生さんが知っておくべきことについてです。きっとこのブログを読んでくれている人はNZに興味があり、いつか訪れたいと思っていることでしょう。
私自身もワーホリでNZに来る前はブログを読み漁ったものです。当時はあまりニュージーランドはポピュラーではなく情報が少なかったですが、少しずつ情報を収集しました。そして夢を膨らませ、希望に満ち溢れてNZに来ました。
ところが最近は少し状況が違っているようで、情報はあるのに、良い面のみが注目されてしまい、それを信じてしまったために、なんとかなるという軽い気持ちで来た人たちが、なかなか仕事が見つけられず、家賃が払えず、食費も足りず、なくなく日本に帰るという負のルートに陥っているようです。そんな残念な話を聞くたび折角外国に出てきたのにもったいない!と思っていました。そうならないように何かできることはないかと考えたときに私がNZの現状などを発信することで、NZの様子が分かり心とお金の準備ができるのではないかと思ったのです。ワーホリさんや学生さんが海外生活を楽しめるよう、定期的にブログを更新していきます。前置きが長くなりましたが、今日は6つのことについて書いていきます。
目次
1.2024年12月下旬現在のオークランドの気候
2.物価
3.家賃
4.仕事事情
5.趣味を見つける絶好のチャンス
6.最後にメッセージ
1.12月下旬現在のオークランドの気候
日中は25, 6度まで上がりますが、朝夕は15,6℃くらいまで下がる日もあり、風があると涼しいを通り越して寒い
同じ空間にダウンジャケットを着ている人もいれば、半そで半ズボンにビーサンの人もいるので、自分に合った服装で、体調を崩さないようにしましょう。
私たち日本人は日中はTシャツで良いですが、朝夕は風を通さない羽織れる物が必要です
2.物価 NZ$1=JPY88.58 (2024年12月現在)
- 卵12個パック $7.40(655円)
- トイレットペーパー24ロール入り $15(1329円)、40個入り $10(あまり質は良くない)
- バナナ 1キロ当たり $3.49(309円)、キウィフルーツ 1キロ当たり $7.99(708円)
- サンドイッチパン 750g $4.99(442円)
- 牛乳2L $4.05(359円)
- ヨーグルト1キロ $6.99(619円)
と、食品から日用品まで高い!
専ら私はWoolworth/Countdownのアプリを使って、ポイントを貯めて$15をゲットしたり、中華スーパーマーケットでWoolworthやPaknSaveよりも少し安めのフルーツや野菜を購入したりしています。Take awayのお店もたくさんあるんですが、1食平均$15以上はするので自炊をお勧めします。外食は特別な日だけというのはどうですか?
3.家賃
フラットの場合:ある程度長期(3か月以上目安)で住むと短期と比べ1週間の家賃が安く、オークランドでは1週間$200~250が平均
NZ大好きの住まいから検索できます。https://nzdaisuki.com/classified/house
バックパッカーズ(以下バッパー)やAirB&Bの場合は1泊個室で安くて$50~
4,6,8,10人部屋は$29~
交通費やガソリン代も高いので、職場近くに家を借りるといいですね。
海外初めての方はニュージーランド人(愛称KIWI)の文化や生活を知るためにもホームスティというオプションもあります。1週間約$370で、平日2食、休日3食が一般的です。最初の1か月だけホームステイして、2か月目からフラットするのも良いと思います。
4.仕事事情
日本人経営のレストラン、食品会社などは競争率がかなり激しい
日本の企業だけでなく英語の履歴書を持って、めげずに応募してみましょう
お店に人員募集の張り紙がしていなくても、タイミングがよければ雇ってくれることがあります。職場の雰囲気も分かるので、メールで送るより、直接履歴書を持って、手渡ししたほうが断然良いです。数をこなすうちにどのように話せばいいのか、どんな英語を使ったらいいのか、なども分かってくるので、根気強く頑張りましょう!
季節労働の情報はネット上には出ていないことが多いので、バッパーなどに住んで、そこの掲示板で見つけたり、そこに住んでいる人から情報をもらうといいです。現についこの間11月下旬にNZに着いてうちに2週間フラッティングしていた男性は、ネット上では仕事が見つからなかったので、南島のバッパーに行って、そこで情報集めますと言って、南島に行きました。3日でワイン工場での仕事をゲットしたようです。
5.趣味を見つける絶好のチャンス
ニュージーランドはお店は早く閉まるし、夜は静かすぎて面白くないという人がいます。NZは自然の素晴らしいところです。夏の間はoutdoorのactivityにもってこいの季節。色んなことに挑戦してみましょう。毒グモ、熊、蛇などの危険な動物がいないので、安心してトレッキングやキャンプを楽しむことができます。それぞれのサイトを見るとたくさんのトレッキングコースやキャンプ場の情報があります。
私のお気に入りはTongariro crossing 片道19.4キロを歩くコースです。早くて6時間で歩けます。過去に4度挑戦して1番最初は8時間、最後は6時間かかりました。この間にたくさんの表情の空、土、岩、水、植物などを見ることができます。体力の限界に挑戦してみてください。
キャンプ場のおすすめは北島にあるKai Iwi キャンプ場です。湖を挟んで2か所キャンプ場施設があります。水の色が島に行っているかのような色で、癒されます。キャンプ道具を揃えてぜひ行ってみてください。
他にもオークランドにはビーチが身近にあるので、ビーチを散歩したり、サーフィン、ボディボードも楽しめます。カヤックの経験がない人はこの夏思い切って挑戦してみてはどうでしょうか?
私のお勧めはカヤックと土ボタルが両方同時に楽しめる夜のカヤックツアー。これまでに2度体験しましたが、どちらも感動ものでした。
Riverside Adventures Waikato: https://www.riversideadventures.co.nz
ワインが好きな人はWest AucklandやWaiheke島(Auckland CBDもしくはDevonportからフェリーでいきます)、Matakana(マーケットに行く場合は土曜日)へのワイナリー巡りもお勧めです。
私のお気に入りはWest Aucklandにあるブドウ畑を見ながら広々とした空間で食事のできるThe Hunting Lodgeとオークランドの街から比較的近くわかりやすい場所にあるSoljansです。
The Hunting Lodge: https://www.thehuntinglodge.com/
Soljans:https://soljans.co.nz/
自分好みのワインを見つけるのも楽しみの一つです。私はSoljansのFusion Sparkling Moscatoが好きで箱買いします。パーティーやプレゼントとして渡すと喜ばれること間違いなし!
雨が降って外でのアクティビティができないときは自分でcooking,やbakingをしたりして、食事にこだわってみるのも良いでしょう。Cookingのスキルアップにもなります。読書やモノづくり、カリグラフィーなど時間を気にせず没頭できる静かなアクティビティいいですね。
折角自然豊かな環境、そして英語環境にいるんです。最大限に活用しましょう。もうNZはつまらないとは言わせません!
6.最後にメッセージ
就職の厳しさ、物価の高さがおわかりいただけたでしょうか。出稼ぎでNZに来ようと思っている人、ただ何となくという軽い気持ちの人、悪いことは言いません、来ないほうが良いです。仕事が見つからず、食事もできずで自分を責めたり、無責任な自分の行動を周りの環境のせいにしたりして、責任転嫁するスキルだけ身に付き、自信を無くしてほしくないし、NZを嫌いになって欲しくないからです。NZに来るまでにできるだけお金を貯めて(頼りになるのはお金)、英語の単語を一つでも多く覚えて、金銭面も精神面も語学力も準備をしてきてください。そしてNZの大自然と、日本との考え方・文化の違いなどを大いに味わってみてください。
あなたのNZでのワーホリ、留学経験が価値のあるものとなりますように。